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 7月20日の農学部オープンキャンパスでは,高校生のみなさんをはじめとする100名以上の皆様に園芸学研究室へ訪問いただきました.また,多くの高校・カの皆様が模擬実験「果物の甘さや酸っぱさと美味しさの関係を調べてみよう!」に参加してくれました.今回参加できなかった方は次の機会にお待ちしております!

模擬実験の様子

実験材料:今回の模擬実験には,グレープフルーツ2品種,ネーブルオレンジ,レモン,ブドウ等を用意しました.
搾汁器:果汁を搾る道具です.
糖度計:果汁に当てた光の屈折率を測ることで,糖度を推定します.
オートタイトレーター(自動滴定装置):高校生の皆さんも化学実験で経験したことのある酸の中和滴定を自動で行う機械です.果汁の中の有機酸の量を測ることができます.
  実験手順:まずは果実を試食して甘さと酸っぱさのバランスを舌で確かめます.
次いで,搾汁器を使って,果肉から果汁を搾り,糖度計で甘さ(糖度)を測ります.
  さらに,おなじ果汁を水で希釈して自動滴定装置で酸っぱさ(酸度)を測ります.

 糖度と酸度から糖酸比を計算します.舌で味わった甘酸っぱさと実際の糖酸比にはどのような関係があったでしょうか!?